今日はデーケン先生の『キリスト教と私』から、キリスト教の「祈り」について。
「祈り」は三つに分けられます。
①神への賛美の祈り。
②感謝の祈り。
③願いの祈り。
私たちがいつも神を賛美し、崇めながら、心から感謝し、祈り続けるならば、その願いは必ず神に届きます。
ただ、私たちが願ったような形で実現されることは、少ないかも知れません。
人為を超える神のご計画の中にいる私たちは、神のご意志を自分の望む方向に向けようと願うのではなく、いつも神のお考えに素直に従えるようにと願うことが大切です。
どんなに願ったことでも、叶わなかった事があります。
振り返って、厳しい挫折と思えた事も後になれば、そこには測りがたい神の御手が必ず働いているのです。